開催日:2023年4月30日(日)10:00~15:30 場所:エコルとごし・戸越公園 ★開催概要はこちら |
2023年5月1日(月)で、開館から丸1年を迎えたエコルとごし。その前日に開催した「エコルフェス -2023 SPRING-」では、エコルとごしと戸越公園全体を使って、環境や自然を楽しく、身近に学べるさまざまなイベントを開催しました。
イベントレポートの第1部では、エコルとごしの1周年をお祝いするために駆けつけてくださった森澤区長や地域の小中学校・高校の皆さんとともに開催したオープニングセレモニーの様子をお届けします。
まずは森澤区長のご挨拶から。胸章、そして演台の周りには、品川区交流自治体である高知県の「高知県木材協会」さんからご提供いただいた、アトリエ「土佐草木花」さんによる「かなばフラワー」を飾りつけました。
※高知県では、木材を削るときに出るかんな屑を「かなば」と呼びます。本来は廃棄されてしまうかんな屑を美しい花に再生し、自然素材の質感を生かしながら華やかさも感じられ、エコルとごしの雰囲気にとてもよくマッチしていました。
そしてエコルとごしのお隣に位置する戸越小学校からは、イラストアートクラブの皆さんが1周年を祝う横断幕を制作し、届けてくれました!
よく見ると、文字の一部が自然や植物、生き物のモチーフになっていて、エコルとごしのことを想いながら作ってくれたのだろうなぁとうれしく感じます。区長をはじめ大勢の前で少し緊張しながら、お祝いのメッセージも伝えてくれました。
続いて下神明駅そばにある青稜中学校・高等学校吹奏楽部の皆さんからは、素晴らしい生演奏の贈り物が。コミュニティラウンジの高い天井に音が響き、華やかなムードが広がりました。
出番を待つ姿は少し緊張感があり、真剣さが伝わってきます。たくさんの部員たちの予定をあわせて出演してくれたこと、感謝しかありません!
そして、エコルとごしと同じく戸越公園駅を最寄りとする都立大崎高校からは、全国高校鉄道模型コンテストで2017・2018年に史上初の2連覇を達成している凄腕軍団、ペーパージオラマ部の皆さんが登場。エコルとごしの大型ジオラマをお披露目いただきました!
ジオラマの制作中には、学生たちがたびたびエコルとごしに足を運び、館内各所を手慣れた様子で計測したり、細かな色や形を確認したりしていました。
学生たちの真剣さを近くで見ていたからこそ、ついにこうして形になったこと、とても感慨深いです。精密な大型ジオラマは今後、エコルとごし館内に常設できるよう計画していますので、ぜひお楽しみに!
そしてセレモニーの最後には、エコルとごしが1周年を記念して制作したオリジナル動画「エコルといっしょに考えよう!SDGs」を初公開。SDGsを楽しく、身近に考えてもらえるよう、日ごろさまざまな分野でSDGsに貢献しながら活動する著名人の方、地域の方々にご出演いただいた動画です。小学校の社会科見学を中心に、館内での上映会も企画中です。
最後はお決まり、みんなで集合写真!
地域の方々をはじめ、子どもたちとそのそばにいる大人たち、多くの皆さんに支えられて迎えた1周年。こうして賑やかにエコルとごしらしくお祝いできたことをうれしく思います。やっと1年、まだまだ1年。感謝の気持ちを胸に、2年目もエコルとごしらしく、人が集い、一緒に未来を考えていく場をめざしていきます。
なお、1周年を迎えるにあたり、エコルとごし中藏館長からのメッセージも掲載中です。こちらのページからぜひご覧ください。
(広報担当)
戸越小学校からお贈りいただいた横断幕は、渡り廊下に展示中です(2023年5月現在)。