「せかい!動物かんきょう会議・動物が語るSDGs『「気候変動対策』」パネル展示 |
3月10日 (金) 〜 4月10日まで「動物かんきょう会議・動物が語るSDGs『気候変動対策』展」を㈱ヌールエデザイン研究所(代表 筒井一郎)のご協力のもとパネル展示形式で開催いたしました。
テーマは、【今、地球は大変なことになっている!もう人間だけにまかせちゃいられない!】
今回のメインパネルは、ウシさんが話す「地球温暖化の原因が僕たちウシたちが出すゲップやおならと言われても……。」でした。こんな、かんきょう問題だらけの地球にしたのは、【にんげんさま】たちなのだから……。
今 私たち人間たちは「ウシのげっぷは、メタンという気体を多くふくむことから、地球温暖化の主な原因」と考えウシたちを批判しています。確かにウシのげっぷは、「温室効果(おんしつこうか)ガス」の原因の1つです。
ただ みなさんがもしウシの立場になったら、「なにを今更 僕らウシは何千年前からゲップを出していて、今でも僕らは一生懸命にミルクを出して、しかも食用にもされちゃっている。こんなに頑張っているのに。これだけ二酸化炭素を増やしたのは【にんげんさま】ですよね!」と言いたくなるはずです。
【にんげんさま】がここ200年くらい前からの産業革命でどんどんCO2を増やしたことが原因なのに、今その批判が僕らに来るとは・・・
このように動物の立場になって かんきょうを考える。今 地球ではいろいろなことが起こってます。
クマが街に出てくる。作物の受粉に大切な役割を担っているミツバチが減っている。カラスが都会で悪者にされている。さんまの漁獲量がどんどん減っている。などなど。
動物などの生き物になって考える。そうすると全く違った世界が見えてくる。動物目線から人間社会や自然環境を見て、再び人間に戻り 動物たちの悩みを解消するため【わたしたち】ができることを考える。
未来を変えるのは子供たちです。「できること、したいこと」を子供たちが自ら気付くように発想を促す手助けを大人がする。
大人は人間会議⇔動物会議で多角的に考え、損得になりがちな自分視点を一度やめて動物ポジションに立場を変え、相手の立場になって考える。
・決して大人が教えない、大人が決めつけないで子供たち自らが未来をデザインする。
これを子供たちに促すことを今回のパネル展でご提案させていただきました。
こうすることで、人間や自然環境全体の解決方法が見えてきてSGDsへの興味につながります。SDGsは17のゴールがありますが、もう一つ増やして18番目のゴール(下記参照)を【子供たちの成長】としてはいかがでしょうか?
今回の展示期間の後半からは 動物かんきょう会議のアニメ(4プログラム)をビデオ放映いたしました。
・笛吹き男(ごみ問題解決の難しさの学び)
・マジカルミステリーツアー(棚田など自然環境を守る大切さの学び)
・絶滅危ぐ種を救え(いま地球は絶滅する種が多い状況であることの学び)
・虹色ピクニック(豊かな食生活、食文化には美しくきれいな自然環境が必要であることの学び)
全てのプログラムがかんきょう問題につながる内容で、お子さん・親子で大変興味深く視聴されていました。
エコルとごしでは
・6月11日(日) 「第一回エコルとごし 動物かんきょう会議(こども参加)
を実施いたします。ご興味のある方は、ぜひお申し込みください!
また期間中会場では かんきょうを考える「のら猫クロッチ」(下記参照))がお出迎え、来館の皆さんと一緒に写真を撮りました。
(事業担当)