「水素」は使うときに CO2（二酸化炭素）を排出しないクリーンなエネルギーです。
燃料電池にも使え、電気や熱を効率的に取り出すことが出来ます。また、保存しやすいエネルギー源なので、余ったエネルギーから生成した水素を貯蔵して、必要なときに取り出すことも出来るのです。
今回は環境省の水素エネルギー推進事業を受けて「デロイト・トーマツ・コンサルティング合同会社」より、二人の講師をお招きし「水素エネルギー体験教室」を開催しました。
この講座で参加者の皆さんに一番知ってもらいたかったことは、
「水素」は
環境や地球にやさしいということ。
そして社会に役立っているということ。
しかもスゴイってことです。
その「水素のスゴイ」を知ってもらうために、水素を使ってロケットを飛ばすまでを体験してもらいました。
＜参加者の声＞
- 水素について分かりやすく知れたので良かったです。
- 水素でロケットを飛ばすことができて楽しかったです。
- 実験で体験できるワークショップは、楽しみながら学べるので良かったです。（保護者）
環境にやさしい水素エネルギー、理解できました？
さあ、いよいよ組み立てだ！
入れすぎないように、慎重に、慎重に水を注ぎます。
ぐるぐるぐ…と、手回し発電機で、水の電気分解により水素を発生させます。
ブクブク…と、水素が発生中。
「飛んだ！」「（天井に）当たった！」
先生のOKサインは「全員大成功」！
水素エネルギーはすごかった。
日本は2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」を目指すことを宣言しました。品川区でも2023年6月に「ゼロカーボンシティしながわ宣言」を行い、エコルとごしで式典を開催。「みんなで創り育てる環境都市」をめざし、区の環境をより良くし、将来の世代にその環境を引き継いでいくことを目的としています。
水素を身近なエネルギーとして活用する「水素社会」の実現と、「脱炭素社会」の実現に向け、水素の果たす役割は極めて大きいと言えます。
（事業担当）
