キノコや菌類、木の実や種。小さくてつい見逃してしまいそうな生き物たち。
そんな小さな生き物が森を活き活きとさせるために、大きな力を発揮しています。そして、動物や人間のように自分の足で動くことができないキノコや植物は、いろいろな知恵を働かせて命をつないでいます。
山本彌(いよ)は小さな生き物たちの柔軟さ、たくましさに心を寄せ、フェルトや布、糸などの自然素材を使って、少しユーモラスな造形に作り上げています。
エコルとごしの木の壁からかおを出すキノコ。見上げるような巨大なキノコ。
エコルの森でたくさんの不思議な生き物、命のつながりに会いに来てくださいね!
*開館時間中であれば、どなたでも自由にご覧いただけます。
*期間中、総合案内でクイズカードを配布します。会場でキノコや種を探して、クイズに答えてね。
作家プロフィール
山本 彌
Yamamoto Iyo
http://www.iyoyamamoto.com/
繊維造形作家。
1982年愛媛県生まれ。多摩美術大学卒業。
フェルトや糸などを使い、植物や菌類を細かな手作業で制作。
自らの手で作り出すことで、命についての考察を深め、問い続けている。
関連イベント「わたしたちの種をつくろう」
自分が小さい頃に着ていた服、手編みの手袋など、今は使わなくなった衣服を糸にもどし、自分の大切なものや思いを紙に書いて、それを包むように「わたしの種」をつくります。つくりながら思い出すこと、新しい発見があるかもしれません。
会場:3F 多目的スペース / 参加費:無料 / 講師:山本彌
子ども向け
日時 | 2024年3月31日(日)14:00~16:00 |
対象 | 小学生(小学3年生以下は保護者同伴) |
詳細・申込 | こちらのページより |
大人向け
日時 | 2024年4月14日(日)14:00~16:00 |
対象 | 中学生~どなたでも |
詳細・申込 | こちらのページより |
作品紹介
(作品は一例です)
春の訪れ、命の躍動を感じる時期に、エコルとごし館内を歩きながら、小さな生き物たちとの出会いをお楽しみください。