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イベントレポート

2022/12/13~12/28 『うみのまちとこのまちと』 ~うみのクリスマスツリー~・絵本展示『クリスマスのちいさなお話』

# 企画展示

日時:2022年12月13日~12月28日
作者:うみのクリスマスツリー/松澤有子・クリスマスのちいさなおはなし/小林由季
場所:1Fコミュニティラウンジ・3Fメッセージ展示前

エコルとごしのコミュニティーラウンジの広々としたスペースの天井から、白い大きなクリスマスツリーが飾られました。
このツリーは『うみのまちとこのまちと』 ~うみのクリスマスツリー~と題された作品で、アーティストの松澤有子さんと松澤さんが住まわれている海辺の町のみなさんが協力して作ったものです。

「多様な想いを未来に届ける」をテーマに開催した目黒街角クリスマス。エシカルなショップが並ぶマーケットには、エコルとごしも出店をしました。
「目黒街角クリスマス」のシンボルツリーとして制作された「うみのクリスマスツリー」。目黒街角クリスマスでの展示が終わった後に、主催者さまのご厚意で、エコルとごしのコミュニティラウンジに飾らせていただきました。
このツリーは、使用済みペットボトルのキャップを溶かし、それを糸状にして編んで作られています。ペットボトルキャップは、海辺で拾ったり、小学校でみんなで集めたそうです。その糸はまた溶かして、塊にして固いプラスティックとして、家具の脚などに再利用されるそうです。
クリスマスツリーの作られたストーリーをパネルで表示をして、なぜエコルとごしにこのツリーを展示しているのかを来館者の方に伝えました。

クリスマスツリーは中に入って見られるようになっていて、内側から見上げると、光を通して違った美しさを感じます。

早朝から、夜の時間まで、毎日多くの方が見て、中に入って楽しんでくださいました。
パネルを呼んで、「このツリーはペットボトルのキャップで出来ているんだね。」と作られたストーリーとリサイクルに想像を巡らせてくださいました。

同時期に3Fメッセージ展示前のスペースには、同じく目黒街角クリスマスの為に作られた、絵本作家小林由季さん書き下ろしの大型絵本「クリスマスの小さなおはなし」を展示しました。くまさんが主人公の心温まるお話です。クリスマスの由来は、周りの人に親切にしたり、一緒にいられることに感謝したりすることから始まったと言われています。自分以外の人のことや周りのことを想うことは、世界のことや環境のことに関心を寄せることにもつながっていくのではないでしょうか。

大型絵本の周りには、生のモミの木の枝を飾り、クリスマスの雰囲気をより演出しました。
絵本を前に写真撮影をされるご家族も多く、フォトスポットとしても活用されました。

今年最後の28日に うみのクリスマスツリーを片付けていると、こどもたちが近寄ってきて「ツリーなくなっちゃうの?」「片づけるの手伝うよ。」と声をかけてくれました。

うみのクリスマスツリーのテーマ、海や環境を大切にする気持ち、資源を大切に生かすこと、多くの人協力してモノづくり、表現をしながらよい循環をうみだすこと、が多くの人に伝わったことを感じた展示になりました。

 

(事業担当)

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