開催日:2023年1月4日 講師:エコルとごし職員・スタッフ 場所:エコルとごし1F総合受付前 |
現代の合理的な暮らしの中で、継承されることが減ってきた様々な伝統行事。それぞれの行事には、その土地で安心して健康に暮らし、繁栄を願う気持ちがこめられています。
季節の行事を体験することで、自然や環境と調和をして暮らす、持続可能な暮らしの豊かさを感じてもらいたいと思っています。
今年はじめのイベントとして、新年を祝う「餅花」を作りました。
ホームページ、SNSで事前に開催のご案内を出し、その日に来館された方にご参加いただきました。10時から11時の回では、小さなお子さま連れご家族がたくさん参加してくれました。1歳くらいのお子さんが、紅白の小さなお餅が揺れているのを、うっとり見つめていたり、柔らかいお餅の感触を楽しみながら、お父さんに抱っこされて一生懸命かざってくれたり、ほほえましい光景がたくさん見られました。
大人の方からも「はじめてして見ました。簡単なので家でやってみます。」「写真では見たことがあったけど、実物ははじめて見ました。とてもきれいで感動です。」など新年のご挨拶と交流が生まれました。
午後3時から4時の回は、館内放送で参加を呼びかけると、館内ですごされていたご家族が何組も1F総合受付に集まってくださいました。
小さな手で一生懸命にお餅をかざってくれて、どんどん華やかになりました。
その後は、放課後にいつもエコルとごしのラウンジで過ごしている小学生たちに声をかけて、スタッフといっしょに飾りました。高学年で背の高い子どもたちは、上のほうの枝にも手を伸ばして、一生懸命に飾ってくれました。
一緒に手を動かしながら、普段感じていることや勉強のことなどを話しながらの交流の時間にもなりました。
日常的に多様な体験をするほどに、生きる力が付くそうです。
今後も季節の行事として、ご来館のみなさんと交流を持ちながら様々な体験やイベントを企画していく予定です。
(事業担当)