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イベントレポート

2022/10/2 電池のリサイクル・手作り乾電池工作

# 講座・ワークショップ

「電池のリサイクル・手作り乾電池工作」
開催日:2022年10月2日
会場:3F多目的スペース
講師:一般社団法人 JBRC

世界中で問題になっている地球温暖化。温室効果ガスを減らさないといけないと言われています。そのために資源のリサイクル、リユースはとても効果的。
小型充電式電池に使われている金属はニッケル、カドミウム、コバルトなどといった希少資源です。

本日の講師であるJBRCの皆さんは、資源を大切に使うことを提案し、小型充電式電池のリサイクル活動を推進しています。

日本では2001年から法律で小型充電式電池の電池メーカーと使用する機器メーカー、輸入事業者に、小型充電式電池の回収・再資源化が義務づけられました。JBRCはそれをサポートし、協力店・協力自治体とともに推進活動されています。
毎日の生活で便利な電池。種類も豊富で家庭にもいろいろな電池があります。
電池は大きく分けて化学電池と物理電池の2種類。
さらには一次電池/二次電池があります。

化学電池:化学電池は内部の化学反応によって電気を起こし、その電気エネルギーを取り出す電池

 ・一次電池 使いきりの電池 普段よく使うマンガン乾電池やアルカリ乾電池

 ・二次電池 充電式電池 ニカド電池、ニッケル電池、リチウムイオン電池 ゲーム機やスマートフォン、ノートパソコン用。

この二次電池には希少な資源が使われているためリサイクルをしましょう。3つのリサイクルマークいずれかがついています。

リサイクル処理には、種類ごとの分別がされていないとうまくいきません。きちんと分別しましょう。
可燃ごみやプラスティックゴミと混ぜると危険!発火する!

物理電池: 化学反応を行わずに、光や熱などのエネルギーを電気エネルギーへ変換する電池 太陽光パネル

品川地域のゴミ出しルールで、小型充電式電池の廃棄の仕方を説明。社会科教科書ではこのところまでは、言及されていません。
クイズやビデオで電池について学んでいきます。
ごみの処理法
燃やすごみ/燃やさないごみ/大型ごみ/資源ごみにはリサイクルマークがついている
3R Recycle Reusere Reuse + 1R Refuse

電池の捨て方

品川区がアルカリ、マンガン乾電池は回収している。

品川区が回収しない電池 電池メーカー会社へ依頼。協力店に回収ボックスがある。(JBRCが提携しているメーカーが委託)

※一部行政区で回収している。(中央区など)

工作キットを使って、いよいよ世界でひとつのマイ乾電池つくり!
まずは、ラベルつくりです。キットに入っているラベルシールの乾電池くん?に色付けしてもよいし、
空白ラベルに好きな絵をかいてもOK。エコっぽい絵をかいたり、ドラえもんを書いたりしていました。
キットにはプラス極の材料になる二酸化マンガンの粉とマイナス極になる亜鉛缶が入っています。亜鉛缶に二酸化マンガンの黒い粉と水を入れて、水を注ぎ約1分。電池の仕組みでお話があったようにここで電子の移動が起こり、プラス/マイナス極ができます。板で封じ込み炭素棒をつかって、ハンマーでたたきこみます。
トントントン。
なるほど乾電池ってこんなつくりになっているのか。
付属の豆電球を使って、テスト。
果たして…
わあーい!点灯しました!

電池はとても便利なものですが、使用あとの処理については普段、あまり考えませんでした。廃棄の仕方やそのリサイクルが環境にとって、とても大切なことであることがわかりました。

大切なことは

★正しくわける

★正しく捨てる

これでリサイクル可能になり、ゴミを減らすことができます。

保護者への呼びかけや情報提供を意識付け。家庭で共通認識をもって、ゴミ捨て行動をしてほしいと講師の方々のお願いがありました。

 

(事業担当)

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