2022年5月1日(日)、ついに迎えたエコルとごし開館初日。数日前から天気予報とにらめっこしつつ、なんとか曇り空で迎えた当日朝・・・。 エントランスの外には、開館前から列をつくって待ってくださっている方々がたくさん!
エコルとごし第1号のお客様は、区内から来てくれた1歳・4歳・5歳のお子さんとお母さん。品川区環境課長、当館館長がお出迎えさせていただきました。
「早くワークショップやりたい!」とうずうずしていたお子さんたち♪
開館後は、真っ先に展示やイベント会場へ向かう子どもたち、コミュニティラウンジの環境シェルフや戸越みどころマップをじっくり眺める方々、木の香りや建物の美しさに驚かれる方など、たくさんの表情が館内にあふれていました。
フードドライブの受付では、エコルとごしのボランティアメンバーが大活躍!たくさんの食品が集まりました。
開館前の2022年3月に開催した「戸越公園の木を未来につなぐワークショップ」で子どもたちが作ってくれた、世界にひとつだけの作品たちも展示。エコルとごし建設時にせん定した樹木の丸太を使っています。
コミュニティラウンジの一角にある「環境シェルフ」には、環境に関する書籍が約100冊ほどあります(2022年6月現在)。お好きな本を選んでラウンジ内で閲覧できるため、この日もたくさんの方が手に取られていました。
同じくコミュニティラウンジ内にある「戸越みどころマップ」では、戸越エリアのオススメスポットのほか、近隣の5つの商店街をピックアップしてご紹介しています(2022年6月現在)。
また、エコルとごしのイチオシ!3階の常設展示と映像展示も多くの方が体験してくださいました。
▲常設展示「トイカケのジカン」
▲映像展示「いきものタッチ」
▲映像展示「バランスプラネット」
戸越公園内も大盛況!
さらに当日は「エコルフェスしながわ2022」と題し、戸越公園とエコルとごし、戸越小学校体育館を会場に、環境に関する講演会やワークショップ、公園ツアー、探検クイズなど、盛りだくさんのイベントを開催しました。
品川区の仲間として、清泉女子大学と立正大学の学生たちも参加してくれました。
▲清泉女子大学 地球市民学科の学生による「経木からはじめる『循環とつながり』の旅」▲立正大学 環境システム学科の学生による「SDGsゲームで戸越を元気に!三方よし~地域の環境・社会・経済を考えよう~」
また、品川区の環境保全活動団体に登録している2団体による、古着や手ぬぐいを使ったワークショップも大盛況!
さらに、品川区の交流自治体である山梨県早川町の森林組合では、積み木を使ったワークショップを開催。小さなお子様たちに大人気でした。
公園内には、エコルとごしのお誕生日を祝うフォトスポットも。
当日、エコルとごしのSNSをフォローしてくれた方には、当館オリジナルの紙製クリアファイルをプレゼントしました。公園内の至る所でも、ボランティアスタッフが大活躍!
エコルとごし館内のイベントでは・・・
◆環境教育振興協会による「間伐材のマイうちわを作ろう」
間伐材を使ったうちわに、オリジナルのイラストをデザインします。
お母さんもお子さんも、デザイン性あふれる素敵な作品ができました!
◆一般社団法人日本気象予報士会 サニーエンジェルスによる「かんたんお天気実験 ペットボトルで雲を作ってみよう」
身近なもので雲ができる!?不思議な実験に、子どもたちも興味津々。
ペットボトルからもくもく出てくる雲に、うれしそうな笑顔!
ゴミ清掃員・芸人・ゴミ研究家 マシンガンズ滝沢秀一氏によるトークイベントも
さらに、事前予約制で開催した講演会「マシンガンズ滝沢と学ぶゴミ清掃員の日常~SDGsを自分事にしよう~」は、滝沢さんのトーク力に引き込まれてあっという間の1時間。
正しいごみの捨て方やごみの減量方法など、身近なテーマを通して環境課題の解決を探る、まさにエコルとごしがめざす環境学習の姿勢にぴったりの内容でした。
参加者とのコミュニケーションも交えながら、会場は終始盛り上がりを見せました。
イベント後、一般のお客様に交じり、映像展示の「バランスプラネット」を体験してくださった滝沢さん!帰り際には、当館館長と記念撮影もお願いしました。
※その晩、ご本人のツイッターでもエコルとごしの感想をつぶやいてくださいました。
(滝沢さんツイッターアカウントはこちらから)
その後、イベント終了まであと少しのところで雨が降り出してしまったものの、多くの方が最後まで会場に残ってくださり、想像以上の大盛況で初日を終えることができました。
これからも皆様に「エコルとごしができてよかった」と思っていただけるよう、環境学習やSDGsをテーマに楽しい企画を準備してまいります。そして、どの世代の方でも安心・安全に過ごせるような施設運営を通じ、地域にとって新たな憩いと交流の場を提供できるよう努めてまいります。
改めて、これからエコルとごしをどうぞよろしくお願いいたします。
(広報担当)