
エコルとごしは戸越公園の一角にあり、その緑豊かな立地を活かし自然観察講座を定期開催しています。今回のテーマは「冬の自然」です。冬の公園には、緑のままの葉をつけた木、紅葉が美しい木、枝だけになった木と様々な状態の植物が見られました。この中から特に枝だけになった木々に注目し、その形を調べました。
<参加者の声>
- 葉っぱがない木は枝の太さがよくわかった。
- CO₂(二酸化炭素)は植物にとって必要なものだけど、出しすぎたらいけないと思った。
- 家の近くにも戸越公園みたいに木がたくさんあるといいと思った。

植物の枝からでる芽の付き方は種類によって異なります。代表的なものは互生(枝から互い違いに芽が付く)と対生(枝から対になって芽が付く)です。戸越公園ではどちらのタイプが多いか調査します。

私たちが食事をするのと同じように、植物は太陽の光からエネルギーを生み出しています。効率的に光を得るために枝の芽や葉の付き方にバリエーションが生まれます。

最初に桜の木の枝を調べました。
桜の木は、互生です。葉が落ちた冬の枝は分かりやすく、「ずれて付いてる!」とすぐに気付きました。

続いて道沿いに植えられたアジサイを観察すると、今度は対生でした。

観察した植物を互生と対生に分けて数を調査。「対生をみつけたよ!」「これはどっち?」と次々に分類し、結果は同じ数になりました。たくさんみつけたね!

葉を落とした枝だけでなく、落ちている枝や、緑の葉をつけた植物に注目する子も。
葉を落とした冬だからこそ、枝の構造や芽の付き方をじっくり観察することができました。一見地味にも思えますが、子どもたちは観察のポイントが分かると、次々に植物の特徴をみつけ、講師が後ろからついていくほどの熱中ぶりでした。大人が言葉で教えなくても、子どもたち自身が考え、気づき、学んでいく姿がとても誇らしく思える講座となりました。
エコル自然探検隊では、むずかしい環境問題を身近に感じられるように、今後も講座を開催していきます。次回の予定は、2月18日(水)15:00~15:30事前申込不要です。ぜひご参加ください!
(事業担当・けんけん先生)