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講師:東京ガス 次世代教育センター
地球環境と私たちの食生活は、深く関わっています。毎日のお買い物や調理、食事、片付けには、多くのエネルギーが使われており、それがCO₂の排出にもつながっています。エコ・クッキングは環境にやさしい食生活の取り組みです。日々の暮らしの中ですぐに取り入れることができるエコ・クッキングのポイントを学びました。
<参加者の声>
- 水を大切にすること! 食材をていねいに使おうと思った。
- 野菜のゴミを減らす工夫を初めて知った。
- 時間も体験も子どもにちょうど良く楽しかったです。
まずはエコ・クッキングについて、お話を聞きました。旬の食材を選んで、なるべく地元でとれた食材を買うようにすると、栽培に必要な光熱エネルギーや、運搬で発生するCo2を減らすことができます。
いろんな食材を例に挙げて、それぞれの旬がいつなのかを、みんなで考えました。かぼちゃの旬っていつかな~?
調理の時もエコなポイントがたくさんありました。例えば、生ごみはできるだけ水をきってから捨てることが大切です。水分が多いと、焼却するときに余計なエネルギーが必要になります。
とても便利な「ごみ入れ」の作り方も教わりました。チラシやいらなくなった紙を折って簡単にできました!
片付けの時も、鍋やお皿の汚れは洗う前に拭き取ったり、油で汚れた食器は重ねないようにすると、水を節約できますね。
ポイントをいろいろ学んだところで、カードゲームでエコ・クッキングに挑戦です。
カレーライスをつくってみよう!
野菜を洗う~盛り付けるところまで、エコだと思うカードを選びます。
完成したら最後に採点します。
みんな何点とれたかな?
毎日の食生活では、多くのエネルギーが使われていますが、少しの工夫でそのムダを減らすことができます。また、食べ残しをしないこともとても大切。日本では、毎日ひとりあたり「おにぎり1個分」の食べものが捨てられていると言われています。これは大きな食品ロスです。
エコ・クッキングは、こうした問題の解決を目指した、SDGsにもつながる行動です。環境にやさしい工夫を取り入れたライフスタイルとして、みんなでエコ・クッキングをしていきましょう。
(事業担当)