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講師:ソニー希望・光株式会社
【公益財団法人 ソニー教育財団共催事業】
講師はソニー希望・光株式会社のみなさんです。同社はソニーグループの特例子会社で、オフィスで働く人が快適に働けるように、清掃や事務のサポートをしています。またソニーの製品、サービスに搭載されるAI機能の開発サポートなど、映像やITに関わる仕事もしています。
本物のスピーカーにも使われている、音が出る仕組みを学びます。紙コップという身近な素材からスピーカーを作ることを通して、ものづくりの楽しさを体感しました。
<参加者の声>
- 電子工作はなかなか体験できる事が無いので体験させていただけてとっても良かったです。皆さんとても丁寧にお話とご指導いただきありがとうございました。この夏の楽しい思い出です。
- 親も勉強になりました。親の手伝いなしでできるかぎり一人でやらせる方針がとてもよかったです。
- 落ち着いて受講できてよかった。準備、フォロー、進め方、低学年にぴったりでよかった。
本講座は小学1~3年生が対象。いつもは保護者と一緒に参加をお願いしている学年です。しかし、今回は子どもと保護者の席を離し、保護者の方には見守りをお願いしました。子ども自身の挑戦を尊重するためです。
初対面の子ども同士が緊張しないように、講師自身の最近はまっていること、好きなことを話して場を和ませてくれました。
和やかな空気の中で、スピーカー作りがスタートしました。
工作が始まると、子どもたちの表情が変わりました。きれいな音が出るスピーカーを作ろうと、指先を上手に使って真剣に取り組んでいます。
難しい工程は、講師のみなさんが一人ひとりのペースに寄り添いながらサポートしてくれました。
ホルマル線という銅線をぐるぐる巻いたり、やすりがけをしたり、地道な作業がものづくりには欠かせません。
イヤホンジャックを取り付けると、いよいよスピーカーの形になってきました。
プレイヤーにつなげて耳を当ててみると…?
音楽が聞こえました!スピーカー作り、大成功です!
工作で出たごみの分別も。SDGsの一つ、「つくる責任、つかう責任」を果たします。
「なんで?」「どうして?」と身の回りにある不思議は、たいていのことは調べればわかる情報社会の中で、自らの手を動かし、試行錯誤する中で探求心や好奇心を満たすような体験がどれだけできるでしょうか。本講座のようなものづくりの体験が、次世代の子どもたちの学びの一助になるのでは、と感じました。
(事業担当)