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講師:一般社団法人日本気象予報士会 サニーエンジェルス
女性気象予報士が中心となって発足した「サニーエンジェルス」の皆さんが、年数回にわたって開催しているお天気実験教室。地球温暖化などの難しい問題をわかりやすく教えてくれます。今回は「雲」をテーマに、雲の種類や名前の覚え方、雲の状態による危険回避の方法などを学び、ペットボトルの中に雲を作る実験を行いました。
<参加者の声>
- 雲の作り方が簡単にできて楽しかったです。家でも試します。
- 子供だけでなく大人も学びがある講座でした。これからは沢山空を見ようと思いました。知らないことを知って楽しかったです。おもしろかったです。
- こどもの学習にも関連しているのと、楽しそうだという理由で参加しました。お話と実際に試してみることで有意義な学びとなりました。
まず環境問題クイズで盛り上がったあと、ペットボトルの中に雲を作る実験です。
炭酸飲料のペットボトルに“炭酸キーパー”という道具をとりつけます。炭酸を抜けにくくするためのものですが、今はペットボトルの中はからっぽです。
ペットボトルに雲の原料を入れます。
準備ができたら、期待を込めて炭酸キーパーを「プッシュ!」
キャップをあけると…白い湯気のようなものがふわっと出現!目の前に現れた雲に歓声が上がりました!この現象は、空気の圧縮と膨張による温度変化によって起きています。押し込むと空気が圧縮されて温度が上がり、ふたを開けると一気に膨張して温度が下がります。
難しい仕組みも、実験を通して楽しく理解できたら、今度は雲についてクイズで学びました。雲の種類は全部で10種類。その命名法則をわかりやすく学びました。たとえば、乱層雲のように「乱」の文字がつく雲は雨を降らせる雲なのだそうです。
学んだことを思い出しながら、「雲パズル」を作ってふりかえり。
形の特徴と雲ができる高さ、雲の名前を覚えられたかな?
最後のお天気クイズでは、全問正解者が1名!見事“お天気博士”として表彰されました!
情報やエンターテインメントがあふれる昨今、空に浮かぶ雲をゆっくりながめる時間はどれほどあるでしょうか。雲のことを知って、魅力がわかると、思わず空を見上げてみたくなりますね。サニーエンジェルスさんの合言葉「みんなで空を見上げよう」。今、見上げた空にはどんな雲が見えるでしょうか?
(事業担当)