エコルとごしは戸越公園の一角にあり、その緑豊かな立地を活かし自然観察講座を定期開催しています。今回のテーマは「初夏の自然観察」です。真夏のような日差しを感じながら、今の季節に出会える戸越公園の生き物や植物の観察を楽しみました。
<参加者の声>
- いろんなことが知れてよかった
- たくさん見つけられてよかった
- ケヤキのパズルが楽しかった
観察シートを見ながら「どんな生き物がいるかな?」「どこにいるかな?」と予想し、探検開始!
最初に見つけたのは、エコルの近くで咲く”アベリア”という小さな白い花。
続いて、黄色い花が美しい”ビヨウヤナギ”と”キンシバイ”も見つけました。同じ色でよく似ていますが、じっくり観察すると形や葉の違いに気づくことができました。
池のまわりでは、みんなでワクワクしながら生き物を探します。いつもいるカメやコイだけでなく、暑さの中を元気に飛び回る”シオヤトンボ”も発見!
探検を続けるとたくさんの植物を発見しました。見たことはあるけれど、名前を知らないというのは意外と多いもの。由来や特徴を知ることで、もっと身近に感じられて楽しさも広がります。
たこさんウインナーのようなユニークな植物も発見。その正体は”ザクロ”の花でした。
存在感のある大きなケヤキ。実はおもしろい楽しみ方があります。
剥がれた樹皮を拾って、木の幹にぴったりはまる場所を探す「ケヤキの樹皮パズル」に挑戦です。
さぁ、見つけられるかな?「ここかな?」「うーん、ちょっと違うかも」と真剣な表情。
探し続けると…「あった!」「ここだ!」と、ぴったりはまる場所を発見!みんな夢中になって楽しみました。
戸越公園には、季節ごとに表情を変える自然の魅力があふれています。身近な自然に目を向けることで、興味の幅を広げ、こうした体験が自然や環境を思いやるきっかけになると嬉しく思います。
エコル自然探検隊では、むずかしい環境問題を身近に感じられるように、今後も講座を開催していきます。次回の予定は、8月20日(水)10:00~10:40事前申込不要です。ぜひご参加ください!
(事業担当・けんけん先生)