エコルとごしは戸越公園の一角にあり、その緑豊かな立地を活かし自然観察講座を定期開催しています。今回のテーマは「昆虫」です。公園で冬の昆虫探しの他、昆虫の名前に注目し、その意味について探りました。命名のパターンに沿って、オリジナルの昆虫の名前も考えました!
<参加者の声>
- オリジナルの昆虫の名前を考えるのが楽しかった。
- 思ったより上手に昆虫の絵が描けてよかった。
- 昆虫が前より好きになった。
1月の戸越公園で昆虫を探します。みんな夢中で探した結果、甲虫の体の一部がみつかりました。夏の忘れ物ですね。
室内に戻り、昆虫の名前クイズを行いました。
クイズで盛り上がったあとは、昆虫の名前の意味について考えました。この写真の昆虫の名前はヤンバルテナガコガネというのですが、ヤンバル(地名)+テ(体の一部)+ナガ(特徴)+コガネ(種類)で構成されています。
名前の意味についてわかったところで、カードを組み合わせてオリジナルの昆虫の名前を作ります!
昆虫の名前を考えたら、その特徴を持った昆虫をイメージして絵で表現しました。この絵は「ニジナガテヤマトクワガタ」です!虹色の体で、長い手を持っています。
絵が描けたら、その昆虫の生息地や食べ物も想像しました。オスとメスとで異なる見た目の「ベニナナホシヤマトカブト」は樹液を餌として、エコルとごしに生息しているそうです。館内でたくさん木材を使っているからでしょうか。
命の価値に身体の大きさは無関係とはいいつつ、ないがしろになってしまいがちな昆虫の命。しかし、その命が花や果物の受粉をしていたり、植物や死んでしまった生き物を分解し、土に返す役割をしていたり、自然の循環の一役を担っています。
自然の循環や環境問題について、わかりやすく学べるように、今後も講座を開催していきます。事前申込不要です。ぜひご参加ください!
(事業担当・けんけん先生)