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講師:株式会社ポーラBtoB事業部
ホテル・旅館などの宿泊施設で使用されるアメニティ用品。良い香りで素敵な容器がたくさんあります。シャンプーなどを詰め替えて繰り返し使われていますが、それでも廃棄するときがあります。今回はポーラで廃棄されてしまう容器をリサイクルして作ったパズルを使い、アートワークを行いました。
講師のみなさんは美しい海や自然が大好きだそうです。美しい自然を未来に引き継ぐためには、私たちの行動がとても大切です。講座の最初に、環境に対して私たちができることを、子どもたちにもわかりやすくお話ししてくださいました。
<参加者の声>
- 環境のことを学べ、色んな素材を使って子ども自身が考えた作品を作れてとても良かったです。
- 遊びながら学習につなげることができ、このような機会があってたすかりました。
- 自分の小さな行動で、少しでも環境がよくなることがわかった。小さなことからはじめたい。
- 未来がたくさんある子どもと一緒に学べるワークショップはうれしいです。
私たちの暮らしで使われたプラスチックがリサイクルや回収されずに海に流れ着いた後、どんなことが起こっているのか。
海の生き物の体に、網などのプラスチックが巻き付いて、そのために命を落としてしまうことがあります。また小さくなったプラスチック(マイクロプラスチック)を魚が食べてしまい、その魚を食べた私たちの体にもマイクロプラスチックが入り込んでいることも。
写真とわかりやすい言葉で教えていただき、子どもたちは真剣にお話を聞いていました。
講座の帰りぎわに、「もうペットボトルの飲み物は買わないようにしようね。」と話している姿も。一人ひとりの小さな行動が、未来を変えていきますね。
環境とリサイクルについて学んだ後は、「わたしが みつけた いちばん きれい」
のアニメーションを見ました。このお話は、子どもたち一人ひとりが平等に異なる美意識を持ち、尊重し合うことで生まれる化学反応が、未来を豊かに発展させていくという考えで作られています。
Youtubeでご覧いただけます。
えほんでこうさくたいけん|おはなをつくろう|わたしがみつけたいちばんきれい | ポーラ
そして、自分が好きなこと、大切にしていること、いちばんきれいだと思う世界を描こう!というテーマで、ワークショップが始まりました。
透明なリサイクル知育パズル、クレヨン、テクスチャーキット、いろいろな素材を使いました。テクスチャーキットは、色、模様が付いた紙で自由に切って貼って表現することができます。
みんな作品の世界に入り込んで夢中で作っていました。出来上がった作品の世界をみんなで発表し合いました。それぞれの子どもたちが、大切な想いで世界を広げた作品たち。作品も話す子どもたちの目もキラキラと輝いて見えました。
講師の高橋さんと窪井さん。
「ごみが落ちていたらそのままにせずに、拾ってごみ箱に入れる美意識が大切ですね。」そうしなくてはいけないのではなく、自分がいたい世界を自分で作る美意識が大切なのだと教えていただきました。
(事業担当)