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講師:エコルとごし職員
食事や調理の際に出る生ごみを堆肥に変え有効活用することで、ごみの減量・ごみ焼却のエネルギー削減を目指す「コンポスト」。エコルとごしでは、昨年度よりコンポストの運用をはじめ、今年度からはその魅力や運用方法をお伝えする講座を開催。今回の講座は第5回目となります。
<参加者の声>
- コンポストについて、理解が深まりました。ありがとうございます。楽しみながらやってみたいと思います!
- とりあえずやってみて、さらに何ができるか考えたい。
- 楽しく参加できました。
講座の最初は、コンポストのしくみやコンポストをすると何が良いのか?などの基礎的な知識を学ぶことからスタートです。今回は3歳~小学生のお子様の参加もありました。
講座の途中では菜園デッキに移動し、実際にコンポストの観察です。中を覗いてみると…藁?
土を藁で覆うことで、土の温度を高く保ち、微生物が生ごみなどを分解することを 促進します。みんなで手を近づけて土の温かさを感じました。
続いて、生ごみをハサミで細かく切る作業を行いました。
細かくすることで分解が早く進むため、コンポスト作りにおいて重要な作業のひとつです。
最後に、土を混ぜる撹拌(かくはん)の作業も行いました。
撹拌は混ぜすぎを気にする必要はなく、空気を十分に送り込むことで微生物の活動がさらに活発になり、分解が進みます。
室内に戻り、微生物が分解する生ごみについてのクイズを行いました。コンポストには基本的に生ごみはなんでも入れることができますが、中には分解されにくいものや、入れてはいけないものもあります。
クイズには小さなお子様も積極的に参加していました。コンポストに入れても良い意外なあるものには、大人も子どもも思わず「え~!」と驚きの声が。
過半数の方が入れない方が良いと考えた、あるものとは…「茶葉」でした!
今回の参加者の中で、「もっといろんなひとが生ごみの削減について意識してほしい。」と話をしていた方やコンポストの運用について具体的な話をするなどの交流もあり、環境問題への関心の高まりを感じました。
次回6回目の講座は3月10日(月)に開催です。コンポストってなに?と全く知識がなくても大丈夫!まずは挑戦してみることから始めてみませんか?ぜひご参加ください。
(事業担当)