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イベントレポート

2024/12/22 木糸のハンカチの藍染めワークショップ

# 講座・ワークショップ

講座概要はこちら
講師:石原雅樹[全国森林組合連合会]/ 一般社団法人 環境教育振興協会

森林の現状や役割、森林資源の活用、林業や間伐、森林破壊といった日本の森林にまつわるあれこれを、軽快なお話とクイズで楽しく学びました。
講座の後半は森林資源の活用として、間伐材から作った木糸でできたハンカチを使って、藍染め体験。思い思いの藍の濃淡や模様をつけて、オリジナルの作品に仕上がりました。

<参加者の声>

  • 楽しく学べて林業にきょうみをもった。
  • 間伐が森を守る、育てるために必要なことは知らなかった。木を切るのは悪い、としか思っていなかったので考えが変化した。日本はしっかりと森林を管理していることも素晴らしいと思った。かんばりんのマークのあるものを買おうと思います。
  • 空気にふれて、酸化すると色がかわるのが楽しかったです。

クイズを通して日本の森林について学びました。ここでは森林の役割についてのお話。生き物の住処としての役割、空気や水をきれいにする役割、水害や土砂崩れを防ぐ役割があります。

間伐材でできた製品を実際に手にとってみました。紙コップや割りばしなど、身近なものに使われていることがわかりました。

間伐材マーク「かんばりん」が間伐材を使用した製品の目印。実際に探してみてくださいね。

正しく管理された森林の木材を使用した製品につけられる森林認証マーク。森林破壊を防ぐために私たちにもできることがあるということがわかりました。

藍染めに使う、間伐材から作った木糸でできたハンカチが配られました。その手触りや色合いのよさに感動、木糸の持つ魅力を知りました。

場所を3階の菜園デッキに移し、木糸のハンカチの藍染め体験スタート。藍液に漬けている時間によって色が濃くなったり薄くなったりします。

最初は黄緑色っぽい色味ですが・・・、

酸素と反応することで、お馴染みの藍色に変化していく様子に驚き。体験の醍醐味です。

冬に水を使う作業は冷たくもありましたが、染めものにはたくさんの水が必要だという気づきにもつながりました。

一生懸命染めたハンカチを乾かします。目印のタグには戸越公園で見られる生き物の名前が書かれているこだわりの仕様です。

「ぼくのハンカチはやく乾かないかな~。」

藍染め大成功です!きれいな藍色に変わったハンカチを見せてくれました。

木糸でできたハンカチを使うたび、森林や間伐材について思いを馳せ、身近に感じることができますね。風合いの変化もぜひ楽しんでください。

(事業担当)

 

 

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