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講師:デロイトトーマツコンサルティング合同会社
水素は利用時に二酸化炭素を排出しないので、脱炭素社会の実現に向けて有用なエネルギーとされています。4名の講師を迎え、スライドやクイズを通して地球温暖化や温暖化対策としての水素エネルギーについてわかりやすく解説してくれました。水(H2O)を水素(H2)と酸素(02)に電気分解する実験にも挑戦。生成した水素のエネルギーを活用してロケットを飛ばしました。
<参加者の声>
- 水素について学んで、体験できて面白く、学びが深まった。
- 子どもがとても喜んでいて、うれしかったです。ありがとうございました。
- ロケットをとばして楽しかった。
みんなで地球温暖化や水素のクイズに挑戦。温暖化の原因となる二酸化炭素の部門別の排出割合では、家庭由来が乗り物などから出る運輸由来や商業施設などから出る業務由来と同じ程度だそうです。まだまだ私たちにも温暖化対策に貢献できることがありそうですね。
学校でも学んでいるようで、大人顔負けの知識でクイズに正解していました。
再生可能エネルギーは自然に優しいですが、安定して電力を生み出すことが難しく、その対策になるのが水素エネルギーです。
街中でも水素のエネルギーを使った乗り物(FCV)などが実際に使われています。
水素について理解できたかな?テストでおさらいをしました。
講座の後半ではお楽しみの水素ロケット発射実験。説明をよく聞いて、飛ばすコツを理解しました。
発電も手回しで、エコを徹底していますね。
泡が発生しました。これが水素なのですね。
発射ボタンを押して、見事発射成功!天井まで高く飛び立ちました。
目では見えない水素のエネルギーを、ロケットを飛ばす形で観察・体験することができました。
今回の講座を通して、地球温暖化やその対策としての水素エネルギーの仕組みや可能性について知ることができました。
わが町品川区は2023年6月に「ゼロカーボンシティしながわ宣言」を行い、エコルとごしで式典を開催しました。この宣言は「みんなで創り育てる環境都市」をめざし、区の環境をより良くし、将来の世代にその環境を引き継いでいくことを目的としています。2050年までに、区の二酸化炭素排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の実現に向けた宣言です。
未来のエネルギーとされる水素が、ありふれた存在になるような社会をこの目で見るのが楽しみです。
(事業担当)