講師:行本顕 [三菱鉛筆株式会社(品川区東大井)]
みなさんが普段使用しているペン。適切なリサイクルをすることで、新しいペンとして生まれ変わることができます。ペンを資源として回収している自治体は少なく、品川区では小学校に回収BOXの設置がスタートしています。
使用済みのペンは、回収した後どのように再生されるのでしょうか。今回はペン→ペン「PEN to PEN」プロジェクトの水平リサイクルについて学びました。
<参加者の声>
- ペンが再利用できることをしった。
- ペンのリサイクルに関する取り組みを知れて良かった。
- 大人でも楽しめてわかり易く、くだけた感じが良かったと思います。
水平リサイクルとは、使用済みの製品を原料として同じ製品をもう一度作るリサイクルのこと。例えば、ビン→ビン、ペットボトル→ペットボトル、段ボール→段ボールなど。クイズを交えながら、水平リサイクルの仕組みについて詳しく教えていただきました。ペン→ペンの水平リサイクルをすることで、プラスチックの使用を減らすことに繋がり、資源を有効活用することができます。
水平リサイクルの推進キャラクター「水平リサさん」の塗り絵に、正規品のPOSCAと水平リサイクルしたPOSCA(非売品)を書き比べてみても、色の違いがないことに驚きました。みなさん夢中。
塗り絵のあとは、POSCAで空きビンに色を塗った他、毛糸でリボンを作って飾りつけました。POSCAは色々なものに描くことができます。
ちなみに水平リサイクルしているPOSCAは、様々な色のプラスチックを原料とするため、キャップが黒色です。個性あふれるオリジナルのペン立てが完成しました!一つのものを長く大切に使うことも省資源に役立ちます。
参加者の皆さんから使用済みペンを持ってきていただき回収BOXへ。回収BOXに入れたペンは、再びペンとして生まれ変わって、みなさんの手に届くかもしれません。
熱心に質問していた男の子。一人ひとりの行動が、環境問題の解決に繋がります。
皆さんも水平リサイクルに参加してみませんか。三菱鉛筆の「PEN to PEN」回収BOXはエコルとごしのエントランスにも設置しています。詳細はこちら(青いBOXが目印です)。また、1Fの環境シェルフには、行本さん著書の絵本「ペンはどこへ行った?」を置いていますので、ぜひご覧ください。
(事業担当)