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イベントレポート

2024/10/5 雪の結晶を作ってみよう!お天気実験教室

# 講座・ワークショップ

講座概要はこちら

講師:一般社団法人日本気象予報士会 サニーエンジェルス

女性気象予報士が中心となって発足した「サニーエンジェルス」の皆さんが、年数回にわたって開催しているお天気実験教室。地球温暖化などの難しい問題をわかりやすく教えてくれます。今回は「雪の結晶」をテーマに、雪の結晶づくりと観察を通して学ぶ講座です。

<参加者の声>

・結晶が簡単にでき、びっくりしました。気圧の実験で色々な物が変化することが分かり良かったです。また、山にある売店のお菓子袋のことは初めて知りました。

・とても楽しかったです。実験もわかりやすかったです。

・天気のことが学べて雪の結晶がどうやってできるのかが分かったので、友だちに教えてあげたいと思った。

雪の結晶を作る装置は手作りです!ペットボトルやビーズなど身近なもので簡単に作れます!
まずは、ペットボトルに少量の水を入れます。

次に、写真ではわかりにくいですが、ビーズを通した糸をペットボトル内に垂らしていきます。

「ペットボトルに魔法をかけましょう!」
と息を吹き込んで、雪の結晶の元となる水蒸気を封じ込めます。

ペットボトルのまわりにドライアイスを敷き詰め、時間をかけて冷やしていきます。

衝撃を与えて結晶を落とさないように注意が必要です。

雪の結晶ができあがるまで、地球温暖化やリサイクルについて、雪が降るしくみについてを学びます。

続いては、気圧について実験を通して学びます。減圧器にマシュマロを入れると、どうなってしまうのでしょうか。興味津々です。

缶コーヒーに小さな穴をあけても、水の持っている集まる性質によって中身はこぼれませんが、気圧の変化によってどうなってしまうのでしょうか。

気圧の実験を終え、いよいよフィナーレ!お待ちかねの”雪の結晶”を観察します。

大成功!きれいな雪の結晶を見ることができました。
温度など条件によって形が変化していくそうで、これは樹枝状結晶というそうです。

品川区で雪が見られることは珍しいため、大人も子どもたちもみなさん釘付けになって雪の結晶を観察。一つ一つ大きさや形が違うため、見せ合って感想を伝え合う姿もあり、交流が生まれていました。また、気圧の実験では、目で見て変化がわかるので、どうなるのか予想を立てながら結果を楽しんでる様子が伺えました。講座が終わると、雪の結晶を壊さないようにと、そーっと大事に持ち帰られた方もいらっしゃいました。

残暑の季節に見た「雪の結晶」の記憶は、溶けずに心の中に残るのではないでしょうか。

(事業担当)

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