講座概要はこちらエコルとごしは戸越公園の一角にあり、その緑豊かな立地を活かし、自然観察講座を定期開催しています。いつもは公園で活動しているのですが、今回は夏の暑さを避け、室内でカードを使って遊びながら生き物と環境について学びました。
<参加者の声>
- とても楽しかった!せかいで一番くらい!
- たのしかったしいろいろまなべた
- ちょっと生き物について分かりました
動物と植物を仲間分け。「ハリネズミかわいい!」「ミミズはにがて」とカードの上ですが、生き物を見たときにいろいろな反応がありました。
意外と難しい、野菜と果物の違い。園芸学の世界では、いちごは草本の部類で、野菜に分類されるそうです。
飛ぶ動物、飛ばない動物の分類では、カンガルーは跳ぶ?モモンガは飛ぶ?と飛翔の概念について話し合いをする場面がありました。あらためて考えてみると、どのように分類するか迷いますね。
カードから本物が飛び出した!? 戸越公園で見られる生き物の紹介もありました。
水に住む生き物、陸に住む生き物の分類では、トンボは幼虫(ヤゴ)のときは水中、成虫になると空を飛ぶというように、一生の間に住む場所が変わる生き物もいることがわかりました。陸地の環境、水の環境、どちらも大切です。
今回は生き物を、見た目の特徴や住む環境の違いなどから分類しました。こうして生き物をカードにして並べてみると、実に多種多様であることに気づかされました。生き物の大きさや見た目、特性などの違いによって、命の価値は変わりません。それは人間も同じです。様々な種類の生き物が暮らす地球を、人間だけのものと思わずに守っていくことが、人間にとっても住みやすい環境になるのではないでしょうか。
エコル自然探検隊では、むずかしい環境問題を身近に感じられるように、今後も講座を開催していきます。次回は、9月18日(水)15:00-15:30、事前申込不要です。ぜひご参加ください!
(事業担当・けんけん先生)