エコルとごしは戸越公園の一角にあり、その緑豊かな立地を活かし、自然観察講座を定期開催しています。
今回は、春らんまんの季節に、ふだんあまり注目しない樹々の花を中心に、春を探しにいきました。
桜の季節は終わりましたが、目立たないながらも樹々の花は懸命に命を繋いでいます。
<参加者の声>
- 戸越公園で遊んだのなんて、すごく久しぶり!
- 落ちている葉っぱつきのクスノキの枝を持って帰って育てます。
- 蜂の目には赤が見えないというのは、虹の一番外側のスペクトルが赤なのと関係があるのかもしれない。
講座の様子を、子どもたちの反応とともにお伝えします。
「地味だけど、これが花かな?」
「花びらがないということは、風媒花かな?」
「シャクナゲの雄しべの本数を数えてみると、10本! 花びらの枚数の2倍だ!」
クスノキの花が落ちていないか、探してみよう!
「ヤマブキは花びらの枚数が5枚だから、バラの仲間だね。」と、ツアー後半にはまるで植物学者のようなコメントも。
今回参加してくれたお子さんは、植物にとても詳しいようで、驚きました。
知っていることと、実際に目で見て、触って、体験したこととをすり合わせることで、わかることが増えていく。そんな体験を深めていく時間でありたいと思います。
植物だけでなく、他者をわかろうと寄り添うことで、人や環境にやさしい人に育っていくと信じて。
来月はお休みです。次回は6月17日(水)15時から開催予定です。
ぜひご参加ください♪
(事業担当 けんけん先生)