北欧生まれで、日本でも知られ始めた2つのスポーツ「プロギング」と「モルック」の体験講座を開催しました。
プロギングは、ジョギングをしながらゴミを拾うスポーツです。楽しみながらできる工夫があり、走って健康、拾ってエコ、新しい交流が生まれる嬉しいことがたくさんのスポーツです。町のゴミを拾うことは、海に流れてしまうゴミを減らすことに繋がります。
モルックは今日の参加者の中にも経験者がいて、誰でもが一緒に楽しめる手軽な野外スポーツとして人気が高まっているようでした。はじめにプロギングで公園を周ると、すっかりみんな仲間になっていました。その後2グループに分かれてモルックを楽しみました。大人も子どももすっかり夢中で本気でゲームを楽しみました。
<参加者の声>
- 親子で楽しい体験ができました。
- 高齢者が参加できてとても感謝しています。
- 楽しかった。もう少し走るプロギング、モルックをまたやってみたい。
まずは、プロギングってどんなスポーツか、簡単にルールを教えてもらいました。
楽しむための工夫があり、まず参加者は、自分が今日みんなから呼んでほしい名前と好きなことなどをネームカードに書いて胸に貼ります。そうすることで、コミュニケーションが取りやすくなりますね。
みんなで行うときは、ごみを拾ったら、他の人がもっているごみ袋に入れさせてもらう。その時に相手の名前(ニックネーム)を声に出して、「おねがいします!」と声をかけます。相手は「ナイスピック!(うまく拾ったね!)」と答えるのがルールです。
拾う時は、膝を深く曲げて腰と膝に負担がかからないよう、体幹を使うように拾います。
始める前に参加者で輪になって、
みんなで声を合わせて「行くぞ!お~っ!」
ごみの分別に沿って、色違いの袋に入れて集めます。
「ペットボトルゲット!」 「ナイスピック!」
これは、オレンジの袋でいいかな?
戸越公園はごみが落ちていない、とてもきれいな公園。宝探しのように一生懸命ごみを探しました。
みんなで力を合わせて拾いました。公園一周のプロギングで、みんなすっかり打ち解けた様子です。
次はフィンランド生まれのスポーツ「モルック」です。
使う道具は、木でできています。ルールはシンプルで、「モルック」とよばれる木の棒を投げて、スキットル(数字が書かれた木製のピン)を倒します。
基本ルールと点数の数え方を教えてもらいます。
初めてモルックを経験する人も、やってみるとすぐにルールを理解し、ゲームがどんどん進みました。
大人から子どもまで、一緒に楽しめるのがモルックの魅力です。
親子で協力して点数を競いました。ぴったり50点になったら勝ち。なかなか上手くいきません。
ひと投げごとに、歓声があがります!
シンプルなルールで誰でも気軽に楽しめる、北欧生まれの「プロギング」と「モルック」。スポーツを楽しみながら、参加者同士の交流が生まれて、今日初めて会ったのに友だちのようになっていました。皆さんも何かの機会にぜひ体験してみてください。エコルとごしでも、また「モルック」と「プロギング」を楽しんでいただける機会を作りたいと思っています。
(事業担当より)