エコルとごし3Fにある菜園デッキでは、季節の野菜などを育てています。みんなで冬野菜を収穫して、採れたて野菜を味や香りをみそ汁にしてみんなで味わいました。
<参加者の声>
- はじめて野菜を収穫して楽しかった。
- 野菜がおいしかった。
- みそ汁が美味しかった。また作ってほしい。
放課後、コミュニティラウンジで過ごしていた子どもたちに声をかけて、3F菜園デッキで冬野菜を収穫。
「おじいちゃんの家で野菜の収穫したことあるよ!」「私はじめて!」「もっととりたい!」子どもたちは楽しくて興奮気味です。
野菜と土に触れながら、種を蒔いて育て花を咲かせて種を採ることで、種をつないできた固定種の「品川蕪」、「後関小松菜」についてお話ししました。
収穫した野菜は、土を落とし、外側の少し枯れた葉はコンポストに入れます。
コンポストの中では、微生物の力で葉などの有機物が分解されて無機物になり、土に戻りそれが菜園の栄養になることもお話ししました。
収穫している間に1Fキッチンスペースでは、エコルとごしボランティアのみなさんが、みそ汁にする出汁をとってくれています。
収穫した6種類の冬野菜。「品川蕪」、「丸かぶ」、「小松菜」、「後関小松菜」、「赤大根」、「春菊」です。
似たような緑色の葉っぱでも、よく見るとそれぞれ個性があります。品川蕪は、丸ではなく細長い蕪です。後関小松菜は、葉が厚くしっかりしていて茎の部分が短めです。
午後3時、少しおなかが空いてきたのか、子どもたちは「みそ汁早く食べた~い」、お出汁のいい香りに待ちきれない様子です。
野菜を種類別に茹でて、食べやすい大きさに刻み、熱々のみそ汁の中にいれて、冬野菜いっぱいのみそ汁が出来上がりました。
待ちかねた子どもたちは、大喜び。
「おいしい!」「野菜が苦いと思ったけど、美味しかった!」「また作ってね。」と笑顔で嬉しそうです。
カップを下げるときに、みんな「ごちそうさま。おいしかったです。」と言ってくれました。
コミュニティラウンジで過ごしていた大人・高校生・中学生にも冬野菜のみそ汁を味わっていただき、用意した50杯はあっという間になくなりました。空間にみそ汁の香りが広がり、みんなで同じ温かなものを食べて、「おいしいね」「ごちそうさま」「ありがとう」と笑顔で言葉を交わす、温かなひと時になりました。今後も不定期ではありますが、菜園を活用した環境学習や交流の場を作っていきたいと思います。
(事業担当)