2024年1月4日(木)、新年の開館日に、エントランスに設置した大きな柳の枝に紅白のお餅を付けて「餅花」を作りました。お子さんたちは、小さな手で一生懸命に餅花を付けてくれました。公園に行く途中に立ち寄ってくださった方は、新年から素敵な行事に参加できて嬉しいですと笑顔でお話してくれました。餅花は五穀豊穣を願い、江戸時代に広がった風習だそうで、小正月(1月15日頃)が終わった後に、焼いたり、あられにしたりして食べたそうです。皆さんで飾った餅花は、1月15日(月)ころまでエントランス総合案内前に飾っていますので、ぜひご覧ください。
7日(日)は「品川蕪の七草がゆをいただきましょう」を開催。エコルとごしの菜園で育てた野菜と野草で作った七草がゆを来館者の皆さんといただき、一年の健康を祈りました。冬の光が入る広々したコミュニティラウンジで、ホカホカの湯気が立つ七草がゆをみんなでいただく光景は、とても幸せに感じました。
たくさんの餅花が咲いて、華やかになりました。
小さなお子さんから大人まで、みんなで飾り付けます。
柔らかいお餅を一生懸命付けてくれています。
エコルとごしの館長も、皆さんの幸せを願いながら一緒に飾りました。
きれいにできたね。
ピンクと白の餅花を見て、皆さん笑顔に!
そして1月6日(土)には、翌日の「品川蕪の七草がゆをいただきましょう」のイベントに備え、七草がゆで使う野菜を3F菜園デッキで収穫しました。この野菜は無農薬栽培で、コンポストで作った堆肥を使い育てた野菜です。
大きく育った小松菜
小さな菜園でいろいろな冬野菜ができました。
2023年の春に福島県喜多方市でイオン米を栽培する只浦さんから、稲の苗をいただき、バケツに植えて子どもたちと半年かけて育てました。植付け、刈り入れ、天日干し、脱穀と稲を育ててお米になるまでを体験しました。写真中央にあるビンに入った玄米が、エコルとごしで収穫したお米です。少しですが貴重なお米も七草がゆに使いました。メインのお米は福島県喜多方市立豊川小学校・農業科のみなさんが育てたお米を分けていただきました。
とてもきれいで美味しいお米です。
品川蕪・小松菜・まるかぶ・春菊・赤大根・ルッコラ・はこべ…、エコルとごしの七草がそろいました。
菜園の手入れ、七草がゆ作りでも、エコルとごしボランティアさんたちが、大活躍してくれました。
お正月でご家族3世代で楽しんでくださる方、小さなお子さんを連れたお母さんお父さん、毎日午前中にエコルとごしでご利用くださる方、小学生、勉強をしに来てくれていた中学生など、100人を超える方々と品川蕪の七草がゆを味わいました。
今年も皆さまにエコルで開催するイベントが親しんでいただけるよう、施設運営に努めてまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
(事業担当)