水平リサイクルってなに?!水平リサイクルって難しそう!
水平リサイクルとは、使用済みの製品を原料として同じ製品をもう一度作るリサイクルのこと。例えばビン→ビン、ペットボトル→ペットボトル、段ボール→段ボールなどなど。今回はペン→ペン「PEN to PEN」について学びます。
ペン本体のほとんどが、プラスチックでできています。プラスチックの材料は年々減ってしまっているのが現状。区内企業である三菱鉛筆株式会社(品川区東大井5丁目)では、書けなくなったからと言って捨ててしまうのではなく、回収して、再び新しいペンへと再生できる研究と実証が進められています。
この講座では、SDGsゴール12「つくる責任 つかう責任」について、きちんと思考し取り組んでいるところを、皆さんにも知ってもらいたいと思い、開催しました。まだまだ技術的に難しい部分も多いようですが、リサイクルされた製品が当たり前に身近にある、そんな未来になることを願っています。
<参加者の声>
- 大人も楽しくSDGsを学べました。
- 再生された「POSCA」は、書き味も色もリサイクル品とは思えなかった。
- わかりやすく、勉強になった。
限りある資源の大切さを身近に感じてもらうために、プラスチックについてのクイズを交えながら楽しく学んでいきます。
今回ご提供いただいた三菱鉛筆のヒット商品「POSCA」のリサイクル試作品(非売品)です。正規品との書き比べても、想像以上に遜色のないもので、驚きました!
水平リサイクルのペンを使って、みんな塗り絵やお絵描きに夢中です。
POSCAの特徴のひとつ「何にでも描ける!」を活用して、空きビンのリユース工作をエコルとごしから提案しました。
空きビンにイラストや飾りつけをして、自分だけの「ペン立て」「キャンドルスタンド」づくりに挑戦。
リサイクルって楽しい!ステキなペン立てができました。
リサイクルのお話は、子どもたちはもちろん、大人にとっても興味深い内容でした。
参加者の皆さんから持ち寄っていただいた使用済みのペンを回収。
再びペンとなってみんなの手元に届くかも…。
なお、三菱鉛筆の「PEN to PEN」回収BOXは、エコルとごしのエントランスにも設置しています。詳細はこちらのページをご覧ください。(青いBOXが目印です)
(事業担当)