合言葉は「みんなで空を見上げよう!」。女性気象予報士が中心となって発足した「サニーエンジェルス」の皆さんとお届けするお天気実験教室として、今回は「竜巻はなぜできるのか?」をミニ竜巻発生装置を作って観察してみました。
昨今の異常気象。地球温暖化が原因の1つと言われています。竜巻発生は地球温暖化が直接の影響ではないですが、お天気のことから環境問題について考えるきっかけになると嬉しいです。
参加者の声
- 自分でたつまきを起こせるなんて、すごい。
- 本物の竜巻をはじめて見れてたのしかった。
- 大人も勉強になりました!ありがとうございました。
まずは「竜巻ってどんなもの?」という講師の問いかけから講座がスタート。「積乱雲と一緒にあらわれる強い空気のうずまき」のこと。そう、あのうずまき!日本中どこでも発生している竜巻は、毎年8~9月頃が1番多いそうです。
竜巻が発生するには、2つの条件が必要です。 1つ目は「空気の回る力」。2つ目は「空気を吸い上げる力」。どちらかだけでは竜巻は発生しません。
竜巻の危険性について学んだあと、早速ミニ竜巻を発生させる装置を作っていきます。
筒状の囲いを作製中。
講師の方やお父さん、お母さんにサポートしてもらいながら、皆さん真剣に作っていました。
小さなカップにドライアイスと水を入れ、筒の上からミニ扇風機で吸い上げます。あのうずまきはまだできない・・・。
でも、ミニ扇風機をドライアイスのもくもくに近づけていくと・・・
2つの力が働いて、ミニ竜巻が発生!
コツがつかめたら、みんな、ぐるぐるぐるぐる。兄弟で2段重ねて大きな竜巻発生中!竜巻は強い風のうずです。実際にその風について、そして台風についてもお話しいただきました。
風速計を使って、実際にうちわでどのくらいの風力がでるのか、風力競争。
我が子に負けじとお父さんとお母さんも参戦。1位は姉妹とお母さん3人で参加してくれた、こちらのお母さん!風速4.9m!!
実際、竜巻を目にすると、珍しくて見入ってしまったり、スマホで動画を撮ってしまうかもしれませんが、とても危険なので、頑丈な建物か地下に避難してくださいね!窓のないお風呂場やトイレが安全だそうです!!
最後はプラスαの豆知識、台風3択クイズで盛り上がりました♪
(事業担当)