前年度は冬に開催し大好評だった、星空案内人による秋の星座の観察会です。当日は快晴で風もなく、星空を見るのには最高の日になりました。観察会の前には、今日見ることが出来る星空についてのお話を伺いました。また、人の暮らしやその周りで使う照明によって、夜でも空が明るく、どんどん星空を見ることができない場所が増えている、光害のお話も伺いました。必要以上に明るい夜の光は、星空が見えなくなるだけではなく、生態系への影響や人への健康被害も報告されています。18時、太陽が西の空に沈んだ時間に、外に出て文庫の森で星空観察を開始しました。
参加者の声
- 星のことを知れたりして、うれしかった。
- 星が見られて楽しかった。
7名の星空案内人が講師として来てくださいました。
便利な街の暮らしは、ともすると光害をもたらします。星空が見えなくなるだけでなく、生態系、私たちの健康にも関わる問題になっています。
今日は、日没後東の空に土星を見ることができます。また19時ころからは、木星とその衛星が見られるかもしれません。
大型望遠鏡で木星の縞模様も見えるかな?
文庫の森で観察会
今日は半月で、光と影の境目のクレーターがはっきり見ることができました。
土星の輪を見ることができました。木星と4つの衛星も見ることができました。
頭上には、夏の大三角形がはっきり見えました。
案内人の星や宇宙の話も興味深く参加者は聞き入っていました。
地球と月の模型を使って、地球から宇宙ステーションまでの距離を1cmだとすると、月までの距離はどのくらいだと思う?答えは、1,000倍の距離、なんと10mもあるのです!
地球から一番近く、大きく見える月。それでもそんなに遠くにあるのですね。
今日、望遠鏡で見た土星、木星は月よりもずっとずっと遠くにある星ですが、地球と同じ太陽系の惑星です。宇宙の無限の広さ、大きさを感じます。時間を忘れみんなで星空を見上げる豊な時間でした。
(事業担当)