品川区にある清泉女子大学。文学部地球市民学科は、日本で唯一の学科で、グローバル化が急速に進展する現代社会においては、グローバルな視野をもち地球社会のために行動できる「地球市民(Global Citizen)」の育成を目指しています。エコルとごしオープニングイベントにブース出展、その後学生による環境学習講座の開催などご協力頂いております。今回は鈴木ゼミナール4年生の学生が「酪農から考える環境学習」をテーマに、小学生といっしょに酪農について、知り考える講座として開催しました。
参加者の声
アイスクリームがおいしかった。
牛が大きくて、たくさん食べるのがおどろいた。
絵本の読み聞かせで、人間が酪農をはじめたきっかけ、牛という動物についてわかりやすく解説しました。
北海道の酪農家の一日を追った動画を見て、大変でもやりがいのある仕事だということを知りました。
牛についてのクイズ。実際の牛を見たことがない子どもが多く、牛の大きさ、食べる量の多さ、排泄物の多さ、ゲップの多さに驚いた様子でした。
楽しみにしていたアイスクリームを作る実験です。
氷に塩を足すことで、温度が下がり牛乳が凍ってアイスクリームになります。
牛乳を作り出すまでのことを知るば知るほど、決してムダにしてはならないと感じます。栄養価も高く、おいしい牛乳。今日みんなで作って食べたアイスクリームは、牛乳本来の味がして、いくら食べても飽きないおいしさでした。
アイスクリームを食べた後は、今日の講座を受けて感じたことをグループに分かれて話し合いました。
話しているうちに、どんどん意見が出て、話がひろがりました。
世界で起きている様々なことや生活の中のこと、なんでもまずは興味を持って知ること。そこから学びがはじまります。子どもたちの感想や意見は大学生にとって、とても貴重なものになったようです。
(事業担当)