間伐材から作った木糸ハンカチを自然染料の藍で染めるワークの前に、日本の森林について広く教えていただきました。
まず森林の役割について。動植物の家であり、空気や水をきれいにし、土砂崩れなどの災害をも防ぐ大切な場所です。地球温暖化を防ぐこともできます。その大切な森林を元気に保つためには、木材を利用して活性化させることが、私たちに求められています。近年は木材、間伐材を利用する新しい素材、商品が数多く作られています。今回使用する木糸が原料のハンカチはまだあまり多く流通していませんが、とても美しい肌触りの良い生地でした。藍との相性も良く、きれいに染めることができました。藍の染め液を実際に使用して染め上げたみなさんの作品は、初めてとは思えないできばえ!染まる具合や空気にさらして酸化させる時間で、思いがけない色や模様が現れたりしますが、それもまた面白く一期一会。おとなもこどもも楽しみながら学習できる講座でした。
- 学びとワークショップのセットは、とても楽しく学びも忘れなくなると思いました。
- いっぱいほめてくれてうれしかった。はじめてそめたけどたのしかった。
- いろいろなことを知れて楽しかったです。
間伐材で作られた布のハンカチ。生成り色でこのままでも素敵ですね。
日本の森林について、クイズに答えながら学びました。
全国森林組合連合会 石原さん。森林がはたすたくさんの役割についても教えていただきました。
みなさん積極的にクイズに参加されていました。
間伐材を使用している商品に付けられているマーク、探してみてくださいね。
色々なものに、マークが付いています。
さあ!デッキに出て、藍染めに挑戦です。
きれいな藍色ですね。
染め液の中では、緑色ですが空気に触れると青になります。
輪ゴムを使って絞り染め
水によくさらしたら、陰干しします。ネームタグは、戸越公園にいる生きものたち。
みなさん素敵な藍染めに仕上がりました!
(事業担当)