日時:2023年8月22日(火)10:00~12:00 |
昨日に続き、ソニー教育財団によるものづくりワークショップを開催しました。手作りヘッドホン講座は、小学校高学年が対象です。
今日の講師のみなさんが働いている大分県にある、ソニー・太陽株式会社では、最高級のヘッドホンを生産しています。今日みんなが作るペットボトルを使ったヘッドホンも良い音が出るかな?
今日のワークショップは、インクルージョンワークショップで、お互いの違いを認め合い、個性を尊重ながら一緒のワークショップに取り組みました。
ソニー・太陽株式会社では、社員の6割がなんらかの障がいがあるそうです。今回ワークショップで講師をしてくださる方々もそれぞれに障害があります。しかしそのことは全くと言ってよいほど、気にならず1人ひとりのこどもに寄り添ってコミュニケーションを取りながら、教えてくださいました。
はじめに音の性質や種類について教えていただいてから、ワークショップのスタートです。
ペットボトルの底と口の部分を切り取り、銅線を丁寧に蒔いてコイルを作ります。
この作業がとても根気がいる作業でしたが、みんな一生懸命に自分で作り上げました。
牛乳パックでヘッドベルトの部分を作り、組み合わせて完成です!
音楽プレイヤーとつなげて、スイッチオン!
大きな音にびっくりした表情の子も!
全員のヘッドホンから音が聴こえて、大成功です。
「すごい爆音!」
「全部自分で作れてよかった!」
みんなの嬉しそうな笑顔を見ることが出来ました。
ワークショップの最後には、人間の耳でどれくれいの音が聴こえるのかに挑戦です。
音はHz(ヘルツ)という単位で表せれます。数字が大きくなるほど高い音になります。
ピーという高い音は12KHz。人間の大人の耳でも聞こえる音でした。
どんどん高い音になって、16KHz,18KHz,最後は20KHzまで聞こえる子もいました!超人レベルだそうです。
楽しみながら、音の仕組みや音の種類を教えていただきました。
手づくりヘッドホンをきっかけに、音や音が伝わる仕組みに不思議を感じたら、自分で調べたり、実験して試したりしてみてくださいね。
(事業担当)