日時:8月11日(金・祝)14:00~15:30 |
開館当時からの人気サニーエンジェルスによるお天気講座。限られた定員数での開催のため多くの方がいまだ参加できておりません。そこでエコルとごしではサニーエンジェルスさんへお願いし、年間数回に渡り開催していただいております。それでもまだ当選できずいる皆さん、ごめんなさい。引き続き開催計画を立てますので、どうぞ懲りずにご応募くださいませ。
今年の夏の暑さは一段と厳しいです。夏休みの過ごし方も変わってきますよね。アウトドアを楽しむのにもエリアや時間帯を選ばないといけない。開催中の夏の甲子園での野球青年を見ると、ゲームより炎天下での彼らの健康状態の方が気になります。気分だけでもクールダウンできるように(?)雪のお話からスタートです。
雨や雪のできかたを解説いただきました。上空にある氷のつぶに水蒸気がつくことから雨や雪は発生し、重くなって地上へと落ちてくるそうです。その時、0度以下なら雪、0度以上だと雨。0度が分かれ道なんですね。
雪が降るのは日本の冬の気圧配置があってのこと。日本海側に大雪をもたらす「西高東低」や関東南部に雪を降らせる「南岸低気圧」について教えていただきました。よく天気予報のキャスターが口にするあのキーワード。ことばだけはよく耳にしていますが、どうゆうことなのかがわかりました。
さて、お楽しみの雪の結晶つくり。ペットボトルをに少量の水を入れてフリフリ、装置を仕込んで息を吹き込んでからドライアイスで冷やす工程は、それほどむずかしくないのに、できちゃうんですよ、あの雪の結晶が!
ただし時間をかけてじっくり作るので、それまでは気温や虹のお話。
連日猛暑日続きですが、意外や日本の最高気温はまだ記録更新されていないそうです。
2018年7月23日に埼玉県熊谷市で41.1度、またそれと1位タイで2020年8月17日に
静岡県浜松市で41.1度。今年、記録更新されるのでしょうか⁈
見ると幸せを感じる天体の虹。その仕組みやできかたを知ると、ただうっとりするだけではなく、自然現象として科学的に捉えることができます。7色の並び順も色によって曲がりかたが違うからあのようになるのだそうです。反射や屈折、可視の範囲のことなど少し難しい。気象予報士試験にも出題されたことがあったようです。
レアケースだけれど、「二重虹」や二又に分かれる「過剰虹」のお話もありました。
続いて、この虹の現象を再現できる観察もエコルとごしの屋上で行いました。「虹ビーズ」と呼ばれる微小な透明のビーズを塗ったスクリーンで、人工の虹を作ることができます。
確かに晴天下に、つかの間の虹を見ることができました。
さてさて、お待ちかねの雪の結晶、できてるかな〜。
できています!ペットボトルの中に、小さい樹氷のような結晶。繊細ではかなくて、とても美しいので、子どもたちはそおーっと、見つめるように観察していました。
ボトルの周りにはりつくように、雪模様のようにできる結晶もすてきでした。
いつも軽やかで楽しい活動ブログを発信されているサニーエンジェルスさんサイト記事も、下記よりぜひご覧ください。
(事業担当)