日時:8月7日(月)10:30~11:30 |
空気電池ってなんだ?確かに聞きなれない言葉です。始まりにスクリーンに流れたまるでアクション映画の予告編のような、スピード感あふれる動画をみたら、よりワクワクしてきました。知らないことを知る時ってそんな気持ちになりますよね。
まず電池は何でできているかを知ります。炭素や二酸化マンガン、塩化アンモニウム、亜鉛で成り立っているそうです。中身を知れば、電池つくれるのかも?
そこで今回出てきたのが、金属クリップ、輪ゴム、備長炭、リード線、電子オルゴールと食塩水でした。そこに自宅からみんなが持参した、キッチンペーパーとアルミホイルが加わります。
モノの材料を分解して、性質を知りオリジナルで作るなんて、すごいこと。化学や科学の分野ではそういったことが行われるのですね。
今回は小学校1年生から4年生までがいっしょに受講しました。そのため先生は1-2年生には電池の基本について、3-4年生ではエネルギーとしての電気に及ぶことまで記載した違う別々の資料を作成くださっています。それでも同じ電池をつくり、電子オルゴールからきらきら星の曲が流れるか、プロペラが回ったり、豆電球のあかりがつくかの工作実験は全員同時に進めました。
江連先生
牧野先生
豊葉の杜学園9年生がお手伝い
多くの子が電子オルゴールの音を鳴らすことに成功!
でも中には、メロディーにならなくてふにゃふにゃした音しか流れない電池も。
乾電池で流れるときははっきりとメロディーが聞こえます。この差は何だろう?
乾電池よりパワーの小さい空気電池。どうしたら乾電池のように鳴るのかをそれぞれが考えます。3-4年生は理科授業で習う電池の直列や並列のことまで考えます。
キッチンペーパーに含ませた食塩水がよくないのかなあ?
備長炭がぼくのは小さいからだよ、きっと。
今回の講座には結論がありません。エコルとごしでの実験をもとに疑問に感じたことを、
この夏休み深堀りしてほしいと江連先生は考えています。
おそらく科学や化学の力で環境問題は大きく変わります。理科好きの子どもたちが私たちの未来を豊かにしてくれると想像すると、とてもうれしい。そのためにエコルとごしでは楽しい理科の講座などこれからも企画していきます。
(事業担当)