日時:2023年5月13日 |
朝から小雨が降りだしましたが、参加者は長靴をはいて、レインコートを着て今日の講座を楽しみに集まってくれました。
コミュニティラウンジで、外に遊びに行くときに持っていくと良いものや、外でスズメバチなど、注意したほうがよい生きものに出会った時どうすればよいかのお話を聞きました。スズメバチに出会っても、驚いて騒いだりしないで、静かにその場を離れれば向かってくることもないそうです。
トカゲ・カナヘビ・ヤモリなど身近にいる生き物のお話を聞いて、ペットボトルで作ったお出かけバックと虫メガネを持って、戸越公園に生き物探しに出発です!
広場のケヤキの幹に早速何かを発見。虫メガネで観察してみると、テントウムシの幼虫です。「こっちにもいるよ!」子どもたちは、次々に生き物を発見して教えてくれます。
公園にある木の切り株の中は、小さな虫の住みかになっていて、たくさんの虫を発見しました。公園の奥にある普段は入ることのできないエリアでは、カタツムリやヤモリ、ヤモリの卵、泡のような虫の卵、秋に実を落としたドングリやギンナンから芽と根がでたものなど、たくさんの発見がありました。いつの間にか大人も自然の中で、生き物探しに夢中になっていました。
戸越公園での探検の最後に、かないっちょ先生はカエルの友だちを見せてくれました。これは、アズマヒキガエルという日本固有種だそうです。子どもたちは、「わー!大きなかえるだ!」と驚きの声をあげながら、そっと触っていました。
探検を終えてエコルとごしに帰った後は、自然の中で遊ぶ楽しさや、かないっちょさんのおすすめの本を教えてもらって、たのしい2時間が終わりました。
子どもたちも大人も自然の中に出て、自然とまっすぐに対すると、とたんに「センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目をみはる感性」が発揮されていました。そして、その感動を分かち合う喜びは、知識があるなしには全く関係がなく、心が解き放たれるような時間でした。
(事業担当)