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活動レポート・ブログ

2022/12/18 親子で作ろう!樹の紙で作った折り紙教室

# イベントレポート

開催日:2022年12月18日
講師:小宮はじめ(株式会社日本折り紙協会認定講師)
場所:エコルとごし3F多目的スペース

木づかいクイズで始まった今回の講座。

日本の森林面積についてや、木が地球の温暖化に役割が大きいこと等、今回の折り紙教室を企画して頂いたNPO法人活木活木(いきいき)森ネットワークのみなさまから国産材を使うことが、森林活性化につながることを教えていただきました。今回の折り紙教室に使用する木の折り紙も木材利用のひとつです。配られた折り紙からはヒノキのよい香りがします。
間伐材からつくられたカート缶のフルーツジュースも配布されました。

小宮先生は自作の風車やアクセサリーを身に着けて登場!

さて、いよいよ教室のスタート。
まずは定規を作ります。折り紙を折るときにあてがって利用できます。
日本折り紙協会講師で折り紙作家の小宮はじめ先生と齋藤アシスタント。

今日は特別な3点が盛り込まれた折り紙教室です。

・プロから学べる折り紙

・特別な材料(ヒノキの折り紙)

・親子で共同作業
こども折り紙名人は、途中で折り方がわからなくなった他の参加者へ丁寧に教えてくれました。

紙がぱりぱりしてきたら(木の折り紙なので乾燥に弱いのです)ウェットティッシュで湿り気を与えながら折るとよいそうです。
同じ折り方の4枚の折り紙を組み合わせると箱の部分、さらに残りの4枚を箱のおり線より少し内側に織り込んでいくと、箱のふたが出来上がります。
みんなすらすらと先生の説明を理解し、手先を器用に動かし、みごとに織り上げていました!折り紙をやっていると数学や空間認識力がわかるそうです。
この箱は折りとパーツ同志を組むユニットの発展型折り紙で、少々難易度が高めなのに、当初の予定より30分も早く教室が終了。これは先生も驚いていらっしゃいました。
残り時間を小宮先生の折り紙にまつわるご自分の経験談をお話くださいました。

海外での折り紙教室に出かけたお話は興味深かったです。

樹の紙でできた折り紙は、折り目がしっかりしていたり、適度な湿気を含んでいて面の大き目な作品には、高級感のある仕上がりになります。こんな樹の使い方、もっとあると楽しいですね。
12月17日~12月23日まではエコルとごし1階にある環境シェルフに木づかい運動で紹介される樹の製品が展示されています。木肌の持つ柔らかく自然なイメージを活かしたすてきな製品が多くあります。ぜひご覧頂きたいです。木づかい運動については展示している樹でできたQRコードから見ることができます。

(事業担当)