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イベントレポート

2024/7/7 環境にやさしい靴下づくりを体験しよう!

# 講座・ワークショップ

講座概要はこちら
講師:高橋 良太[レンフロ・ジャパン株式会社(品川区東品川)]

「未来の靴下デザイナーのみんな、こんにちは!」と先生(しゃちょう)の挨拶から始まった今回の講座。毎日履いている靴下がどのように作られているのか、環境にやさしい靴下とはどのように作られているのかを学び、デザイナーになりきって自分だけのオリジナルの靴下を作ります。

<参加者の声>

  • 絵を書くことが好きなので今回参加できて楽しそうにしていました。
  • 子どもと一緒に考えてデザインを作るのが楽しかったです。
  • 環境問題を意識しながらオリジナルの靴下を作ることができて良かったです。完成が楽しみです。

第二の環境汚染産業と言われている繊維業界。その問題を少しでも改善する取り組みをされている、レンフロ・ジャパンのみなさまを講師にお迎えし、お子さまたちにもとてもわかりやすく、環境にやさしい靴下について教えていただきました。

今までの靴下は白い糸に色をつけ、糸巻きをして保管し、使う糸を編み立て、靴下の形にしていきます。その過程の中では、糸を染めるためにたくさんの水を使ったり、染料が汚染水となり海や川に流れます。また、靴下1足分を作ったときに捨ててしまう糸は4cmくらいになり、どうしても糸ごみが出てしまいます。

レンフロ・ジャパンでは、編む前の糸を染色せず、白い状態の靴下にインクで染色していく『GINGA(ギンガ)』という機械を使用しています。簡単に言うと、白い靴下に絵の色をスプレーしてくれる機械。これにより大量の水の使用、糸ごみの排出を軽減することができます。そして靴下の糸はペットボトルから作られた糸を使用しています。

 

さあ、学びのあとは、いよいよデザインを描いていきます。

まずは画用紙選びから。選んだ画用紙の色が靴下の色になります。

これを描くと決めてモデルを持ってきたり、お母さんお父さんと相談したり、タブレットを見ながら写したり。
たくさんの色のクレヨンを使ってデザインを描いていきます。

先生から「もっとここに色があるとかっこよくなるよ!」とアドバイス。子どもが好きと言っていた先生。子どもたちの頭の中のイメージを引き出すのがとても上手でした。

少し止まっていた手が進み始めました。

このキャラクターの靴下がほしいから自分で描くと決めて参加してくれた女の子。とっても上手!!

いよいよ完成!どんな絵を描いたかみんなに見せてくれました。

 

エコルとごしの職員が、去年の楽しそうなイベントの記事を見て、今回レンフロ・ジャパンさまにお声がけさせていただき、エコルでの開催の運びとなりました。

エコルとごしは、今後も品川区の企業の方々と一緒にSDGsの取り組みを続けてまいります。参加者のみなさま、レンフロ・ジャンパンのみなさま、ありがとうございました!

この日に描かれたデザインは、8/31(土)に参加者のもとに靴下となって戻ってきます!お楽しみに☆

(事業担当)