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講師:エコルとごし職員・スタッフ
紙は木材や草などの植物から取り出された「パルプ」という原料から作られています。また、つい捨ててしまうことが多い紙くずも、新しい紙にリサイクルできます。今回は、館内3Fメッセージ展示で使用しているエコペーパーの端材を使って紙すきをしました。身近なものを使って、子どもたちと一緒に新しいものを作る楽しさを体験しました。
<参加者の声>
- 子どもだけでなく親も楽しんで体験できました。
- もっとやりたくなって、2枚つくった!
- エコペーパーの端材を持って帰って家でも紙すきをしてみます!
1.事前準備
紙くずを細かく刻んで、水に漬けて混ぜると、紙の元になるパルプというドロドロの粘土のようなものができます。
2. すくう
まずは網の上にセットされた木枠の中に、ドロドロのパルプを敷き詰めていきます。
3. 水切り
たくさん水を含んでいるので、スポンジを上から押しあてて吸い取ります。みんな一生懸命で、楽しそうでした。
4. 木枠から取り出す
そおっと木枠を外し、網に張りついたパルプを板にペッとひっくり返していきます。みんなとっても上手に出来ていました。
5. 乾かす
このあと数日間、3Fの菜園デッキで陰干しさせます。今回は少し厚めの風合いのある紙がたくさん出来ました。
当日は、シュレッダーをかけておいたエコぺーパーをお土産として用意しました。道具がなくてもお家の中にあるもので代用して簡単に紙すきができます。
紙すき体験後は、事前にエコルとごしで紙すきして乾かしておいた紙を、子どもたちがオーナメント用にカットしてくれました。厚い紙に苦戦しながらも上手にできました!
参加してくれた子どもたちは、すぐにコツを覚えて、楽しみながら上手に作ってくれました。完成した紙は七夕のオーナメントとして、7/7(日)までエントランスに飾ります。ヒノキ・スギの木でできた短冊も用意していますので、ぜひ願い事を書いて飾ってくださいね。
(事業担当)