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活動レポート・ブログ

2023/11/23 おいしいコーヒーを飲むために vol.1 「農産物としてのコーヒー、スペシャルティコーヒーとは」

# イベントレポート

講座概要はこちら

世界中で愛されているコーヒー。今回の講座に参加の皆さんは、ほとんどの方が毎日コーヒーを楽しまれているとのこと。そんな私たちに身近な飲料コーヒーは、どんな植物でどのような環境で育てられているのか。缶コーヒー、コンビニのコーヒー、喫茶店で飲むコーヒー、スペシャルティコーヒーの違いなど、コーヒーの基本知識からコーヒー栽培を持続可能にするための取組みなど、クイズも交えながら様々なお話を聞かせていただきました。

講座中のテイスティングでは、最初にエチオピア産、少し時間をおいて、2杯目はタイ産のスペシャルティコーヒーを味わっていただきました。質の良いコーヒー豆から淹れたコーヒーは冷めても美味しく、温度が下がることで違った味わいや香りを感じられることも教えていただきました。1シーズン1本のコーヒーの木から取れる実の量は、飲料のコーヒーにするとたったの30杯分だそうです。日本人がお米1粒を大切に感じるように、コーヒー豆も1粒を大切に、1杯をゆっくりと味わいながら飲みたいと思いました。

参加者の声

  • とても学びが多い時間でした。ずっと知りたいと思っていたコーヒーについて学ぶことができました。
  • 戸越公園の紅葉を見ながら、興味深いコーヒーのお話が聞け、香り高いおいしいコーヒーを頂けてとてもよかった。
  • 日頃消費しているものと環境の関係を学べてよかった。もう少し環境の負荷などの面の話もあるかと思った。

会場は満席。小さいお子さまから90代の方まで幅広い年代の方がご参加くださいました。

講師である西大井「ambos coffee」の末包さん、北品川「NOG COFFEE ROASTERS」の藤城さん。

クイズも交え、楽しく講座が進みました。

講座の途中で、コーヒーのテイスティング。1杯目はエチオピア産。

熱心にメモを取りながら、講座を聞いてくださる方が多かったです。

2杯目は珍しいタイ産のコーヒー。

かわいい参加者も少しだけ味見。

私たちが毎日食べたり飲んだりしている農産物。それがどこで、どのように育って私たちの手元に届くのか、全てを知ることは難しくても、ひとつひとつ知ることで、私たちの消費活動と環境が深く関わっていることを知り、考えるきっかけになればと思います。今回のお話にもあった、アジアでのコーヒー生産も、商社を通して専門家の知識を生産者に伝え、持続可能な農法に変える取組みもされ始めているというお話も聞くことができました。何年先もおいしいコーヒーを味わえる世界でありますように。

(事業担当)